マタニティーブルーってよく聞きますよね。
そもそもマタニティーブルーってどんな症状なのか、いつからなのか、実際に体験した体験談をご紹介したいと思います。
妊娠中は「実際に自分は今マタニティーブルーなのか、なんなのか」と何度も考えました。
Table of Contents
マタニティーブルーとは
マタニティーブルーとは、ホルモンバランスの変化により、自分で自分の気持ちをコントロールできず情緒不安定な状態の事をいいます。
実はマタニティーブルーは、妊娠中だけでなく産後にも起こります。
一般的には妊娠中であれば、つわりのおこる頃から妊娠後期によくみられ、症状が続くのは10日から2週間程度と言われています。
産後は、数日から10日の間から症状がでやすいそうです。
ただ、症状がいつでるのかは個人差があるのでこの期間に当てはまらない場合も、もちろんあります。
マタニティーブルーは自然と治る事がほとんどですので、病院での治療はほとんどの場合いりません。
私はたまに泣いたり、イライラしたり不安になったりしましたが、自分自身ではマタニティーブルー?かな?という程度であまり自覚がなく、後からあの時がそうだったのだと気づきました。
中にはヒステリックになったり、急に泣き出したりと症状の重さも個人差があります。
マタニティーブルーの症状
私は今思い返せば、たまに急に不安になったり、イライラしたり、気が重いく、だるい、感情的になるといった感じでした。
ここでは、一般的に起こる症状と実際の体験談をお話させていただきます。
一般的に起こる主な症状
マタニティーブルーの主な症状がこちら。
★不安で眠れない
★イライラする
症状は、1つとは限らず複数起こりえます。
実際の体験談
妊娠中に実際あったお話です。
ケース① やきもち
私の旦那は同じ会社の隣の部署で働いています。
そうすると、よく旦那の姿をみるのですが女の子と話していたりすると今までに思った事がない程ヤキモチを焼いていました。
浮気の影も無く毎日仕事が終わったら直帰してくれている旦那に対して、ヤキモチだけでなく「他に好きな人ができたらどうしよう・・・」「浮気されたらどうしよう・・・」と、とても不安になりました。
妊娠中によく夫が浮気するなんてネットの記事をみつけたら、速攻読んで、また不安になって、旦那の携帯が鳴れば、「女の子かな?」「何の話でラインしているんだろ」「この子の事好きなのかな・・・」で、また不安になる。
不安のエンドレスでした。
ケース② 急に泣く
会社で上司との面談があり、その日はとても不安な気持ちでした。
そこで、気を使って色々優しく接してくれる上司の話に自分では何故泣いているのかも分からず号泣しました。
泣きたくて泣いているんじゃないんです。
そして、妊婦に対して仕事は大丈夫か、負担になってないか、とか気を使ってくれていただけで泣くような話ではないのに何故だか涙が溢れ出てとまりませんでした。
また、他にもすごく涙もろくなったというか、すぐちょっとした事で泣いていました。
ただ、思いっきり沢山泣けばすっきりすることもあったので泣きたくなったら思い切って泣いてみたらいいと思います。
ケース③ 旦那にあたる
これはヤキモチに繋がっている話なのですが、そのヤキモチから旦那へ毎日「浮気しないでね」「○○ちゃんの事好きなの?この子と喋っている時はすごく笑顔だけど」「メール誰から?」・・・
というように束縛の塊になっていて、それが積もりに積もって旦那もブチ切れです。
そこから何も起きていないのに、「もしも浮気したら・・・」「もしも他に好きな人ができたら・・・」という不安から、「妊娠中で不安になって情緒不安定なんだから!」「何で私の事わかってくれないの!?」と私も感情的になり言い合いが始まり最後は自分自身でも何が言いたいのか分からなくなっていました。
そして嫌悪な数日間を過ごす事が2,3回ありました。
「妊娠中で不安定なのは分かるが、そんなに毎日俺に当たられても困るし嫌になる。」と旦那に言われ、また気分が落ち込む。
その事を数日間思い返してはイライラと不安と涙です。
でも、世の中の旦那さんにお願いしたいです。
妊娠期間中は嫌なことも沢山言うかもしれません。うざいかもしれません。嫌になる事もあると思います。
ですが、あなたの可愛い子供を生むための試練みたいなものです。
奥さんは悪くなく、ホルモンバランスが崩れて身体が勝手にその少しの時期だけそうなってしまうのです。
気持ちのコントロールができるならコントロールしています。
でも、それもできず出産も変われるものなら変わって体験してほしいぐらいですが、変わる事はできません。
可愛い赤ちゃんを生むためだと思って優しく接してあげてください。
もしも、喧嘩したら辛いかもしれませんが自分が折れて「ごめんね。」と優しく言ってあげてください。
それは、奥さんだけでなくお腹の赤ちゃんのためにもなります。
ケース④ イライラする
仕事場の同僚や上司に対してイライラしていました。
お昼休憩中は同僚と一緒にご飯を食べていましたが、「話す内容内容何で毎日あんたの晩ごはん自慢聞かなきゃいけないんだ。興味ないし。」とか、「毎回、男にモテる自慢してるけどあんたそんな可愛いお顔してませんから!」とか「自分の事棚に上げてよく人のことそんなに言えるよね。」とか毎日腹黒で言葉に出して本人には言いませんがイライラしていました!笑
上司にも、仕事で分からない事があり聞きに行くと上司の機嫌が悪く素っ気ない態度や無視されまたイライラ。
イライラはアドレナリンが分泌されて胎盤への血流量が減り、子宮も収縮しやすくなるそうなので赤ちゃんにとって良くないですね。
マタニティーブルーを軽減する方法
マタニティーブルーの症状がでたら、対処をすることで症状を和らげる事ができます。
一人で悩まず誰かに相談する
マタニティーブルーになったら、一人で悩まずに誰かに相談しましょう!
今の自分の症状を伝え、周りに理解してもらいましょう。
また、相談する事で少し楽になるかもしれませんし、家事なども家族に手伝ってもらうなどサポートしてもらうことで、自分の負担を減らせるかもしれません
ホルモンバランスのせいだと割り切る
マタニティーブルーは、ホルモンバランスの変化でなってしまう為仕方がありません。
受け止める事も大切です。
私も、「妊娠中でホルモンバランスのせいだから仕方がない」と思っていました。
割り切れば、気持ちも楽になります。
軽く体を動かして気分転換
ヨガやストレッチ、散歩なども効果的です。
無理はいけないので体調をみておこなってみましょう!
沢山泣く
我慢するより、泣ける時に思いっきり泣けばすっきりします!
泣くと脳のストレスを軽減させる効果もあります!
自分の時間をつくってゆっくり、映画などをみて泣くのも良いでしょう。
医師や地域の子育てセンターへ相談
マタニティーブルーの症状が強い方は、かかりつけの医師や地域の子育てセンターへ相談しましょう!
地域にもよるかもしれませんが、私が住んでいる地域の子育てセンターでは電話でも相談可能でした。
むしろ、あちらから「順調ですか?」「何か困った事や悩み事、分からない事はないですか?」と二度ほどお電話がありました。
まとめ
マタニティーブルーは一時的なトラブルで、誰にでもでる仕方ない症状です。
何事も完璧をもとめず、周りに助けてもらいながら焦らずゆっくりとこなしていきましょう。
マタニティーブルーの症状がなくなった今の私は、「何であんなに不安だったんだろう。」「何であんなに喧嘩したんだろう。」という感じです。
今となっては喧嘩もしない平穏な日々を過ごせています。
是非ゆったりとした気持ちで過ごすよう心がけて乗り切ってくださいね。